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第10回  神奈川校セレクションの印象 後編

こんにちは。
日独フットボール・アカデミーの坂本です。
第9回 神奈川校セレクションの印象 前編からの続きです。

第8回と第9回のブログでも紹介した通り、去る5月28日(日)にShonan BMWスタジアム平塚にて、神奈川校のセレクションを開催しました。快晴に恵まれたスタジアムには、当アカデミー校長のフランク・オルデネヴィッツ(SVヴェルダー・ブレーメンのユースアカデミー・チーフスカウト、以下オッツェとします)の姿もありました。
セレクションを終えた数日後、オッツェの宿泊先であるホテルの近くのカフェにて、セレクションでの印象についてインタビューを行いました。
オッツェ、インタビューを終えて
——セレクションで見た選手たちも含め、これまでに見た選手たちについて聞きます。ジュニア年代における、日本人とドイツ人の違いについて教えてください。

オッツェ 日本人選手は、よりグループに気を使っていると思います。サッカーでは時々、エゴイステックにならなければならない。これは日本人にとって苦手な部分です。でもサッカーのフィールドでは、チームがさらに先へ進むために、時に選手がエゴイステックになければならない場面もあります。

——その点において、オッツェ自身チームの中で一番エゴイステックにならなければならないポジション、つまり点取り屋としてプレーしていました。そういう意味では、まさにいつ?どのようにエゴイステックにならなければならないか?について、とてもよく知っているのではありませんか?

オッツェ (笑)ああ、その通りだね。エゴイステックになるということは、点取り屋であればみんな、とても大事なことです。ゴールを奪うために、一人で行動してみる。全てが揃うのを、待ってばかりでいられるポジションではないから。自分一人で何かアクションを起こさなければならない。ゴールへのシュートまで、持って行かなければならない。点取り屋としては、時々エゴイステックになるということが、 とても大切です。

——ドイツ人選手と日本人選手、それぞれの長所と短所、ないしは共通する部分については、何が挙げられますか?

オッツェ 同じ年齢で比較してみると、ドイツ人選手の方が先を行っていると思います。それは若い時期に、いい指導を受けているからだと思います。決して日本人選手が悪いという意味ではなくて、確かに身体的に少し劣る部分があったりもするかも知れませんが、そのことよりももしドイツと同じ練習と同じ試合をこなしていたとすれば、日本人選手もドイツ人選手同様なレベルに達していると思います。

——日本人選手はグループでのプレーは上手で長所として挙げられ、逆にエゴイステックになれない弱点があるということですが、その長所をより強化するため、また弱点を克服するため、どうしていけばいいでしょうか?

オッツェ チームとしてやグループとしては、とてもいいと思います。Jリーグを例に挙げるならば、チームで団結して戦っていますし、声を掛け合って指示を出していたりします。
足りない点は、責任を取りたがらず、それを後回しにしてしまう所だと思います。特にゴールに関しては。自分でシュートを打つよりも、もう一回パスを通そうとすることを好む。
もしこの小さな違いについて考え直すことができたならば、日本のチームは確実に強くなるし、危険なチームへと変身します。しかし、元々気質の問題があるので、簡単ことではないでしょう。

——この不足している部分も、練習して変えていくことは可能でしょうか?

オッツェ もちろん、練習で変えていくことはできます。事が起きたときに、声を掛けてあげることで、気づかせることができる。ただ問題は選手たちがその言葉を、本当の意味で理解できるかどうか?の問題は残ります。グループばかり考えてしまうという問題点は、小さな事として捉えられてしまう可能性があるからです。

——最後に当アカデミーの校長として、欧州チャンピオンズリーグや海外を目指す日本人ジュニアクラス選手へのメッセージをお願いします。

オッツェ サッカーで成功したいと思うならば、サッカーだけに力を入れてください。サッカーだけをしてください。多種多様なゲームソフトやスマートフォンやコンピューターなど、今世の中には色々な誘惑があるけれども、そういったものに触れる時間を極力少なくして、学校の勉強とサッカーだけに集中してください。サッカーはサッカーをすることでしか上達しません。毎日サッカーをしてください。そして、サッカーを上達することへの一つの道が、我がアカデミーで練習し、試合を経験することです。今後もアカデミーへ、たくさんの選手たちの参加を待っています。
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第9回  神奈川校セレクションの印象 前編

こんにちは。
日独フットボール・アカデミーの坂本です。

前回のブログでも紹介した通り、去る5月28日(日)にShonan BMWスタジアム平塚にて、神奈川校のセレクションを開催しました。快晴に恵まれたスタジアムには、当アカデミー校長のフランク・オルデネヴィッツ(SVヴェルダー・ブレーメンのユースアカデミー・チーフスカウト、以下オッツェとします)の姿もありました。
セレクションを終えた数日後、オッツェの宿泊先であるホテルの近くのカフェにて、セレクションでの印象についてインタビューを行いました。
オッツェ、カフェにて
——3月4日の当アカデミーの記者発表に続いて、すでに今年2度目の来日となりますが、今回の滞在は如何ですか?

オッツェ まず最初に、日本へ来ることはいつも嬉しいことです。それとセレクションではたくさんの選手たちが集まってくれて、併せてアカデミーの活動の認知促進も行うこともでき、とても有意義だったと思います。

——次は、またいつ日本へ来るのか?もうすでに予定はありますか?

オッツェ 現時点ではまだ詳細は決まっていませんが、次のセレクションの機会など、事ある毎にまた日本へ来ることになります。

——Jリーグで活躍されたときに2年間日本に住んでいたことがあり、日本の気候には慣れているとは思いますが、今日のように雨交じりの天気では湿度が高くなりますが大丈夫ですか?

オッツェ このぐらいであれば、ブレーメンの気候と似ていますので、問題はありません。これからもっと暑くなって来て、湿度もさらに上がって来るときつくなり、選手たちのパフォーマンスにも影響を与えるほどになるけれども、今日ぐらいの天気であればまだ大丈夫です。

——5月28日(日)にアカデミー神奈川校のセレクションが行われました。まずは、全体的な印象を聞かせてください。

オッツェ まず、いい意味で驚きました。参加してくれた選手たちが、みんな良かったからです。何人かとてもいい選手たちも居ました。

——セレクションに参加した選手たちから受けた印象について教えてください。

オッツェ いやぁ、本当に驚きました。参加者のほとんど全員が、とてもいいサッカーを見せてくれたからです。

——ジュニア年代のセレクションでは、どのポイントを重視して、選手の良し悪しを判定しますか?

オッツェ まずは体力的な面、フィットネス、スピード、技術、一人で行う課題をどうこなせるか?色々な項目についてチェックして、評価します。

——セレクションに参加した選手たちの中に、将来プロになれる才能を持った選手は居ましたか?

オッツェ そのことについて言うのは、まだ選手たちが若いですから、とても難しい。この年齢の選手たちを見て、将来プロになれるかどうかを判断することはできません。
ただ、何人かの選手たちは、もしブレーメンに住んでいたならば、うちのクラブ(SVヴェルダー・ブレーメン)のチームに所属して、練習と試合を一緒にこなせます。でも、仮にそれを経たとしても、この年齢で将来どこまで行き着けるか?を専門的に予想することはできません。

——才能を持った選手はこれからどうすれば、プロになれますか?またプロになるためには、何が大切だと思いますか?

オッツェ まずは選手自身の考え方、どう行動するか?という姿勢が大事になります。そしてどんな練習をするか?どの位の頻度で練習を行うか?指導に当たる指導者が専門的な教育を受けているのか?そして、どんな練習が行われるか?そういったことが、とても大切です。
ドイツでの話をすれば、選手たちの多くは小さい時にサッカーを、地元にあるクラブで始めます。そして学校でも、サッカーは行われます。では学校の先生たちがサッカーを指導できるか?というと、そんなに上手にできるはずがありません。なぜなら、彼らは学校の先生であって、サッカーについての専門的な教育を受けたサッカーの指導者ではないからです。
選手がサッカーを上達していくためには、できるだけ早い時期からいい練習といい指導者による指導が必要です。


(続く、第10回  神奈川校セレクションの印象 後編をお楽しみに!)
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